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2016.04.08 COFFEE PEOPLE ~ vol.10 奇妙礼太郎 ~

〜より楽しもうとすると自分の色が顔を出す〜

 

毎月、各界のゲストとコーヒーを入り口に様々なトークを繰り広げていくCOFFEE PEOPLE。第10回目はシンガーソングライターの奇妙礼太郎さんを迎えてお送りします。酒類メーカーのCMで歌った名曲「白いパラソル」(松田聖子)のカバーなどでも話題となった奇妙さんは、ソロ活動と併せて複数のバンドに参加しています。先頃、4年間の活動を経て、突如解散を発表した“奇妙礼太郎トラベルスイング楽団”のラストツアーを終えたばかり。今回のCOFFEE PEOPLEは、そのツアー終了直後のタイミングに行われたという意味でも貴重な機会となりました。シンガーとしての目覚めからトラベルスイング楽団の解散理由、そしてこれからの展望まで大いに語っていただきました。ぜひご覧ください。

(聞き手:鳥羽伸博(TORIBA COFFEE代表)。写真:荒井俊哉。構成:内田正樹)

L1001015奇妙様C

—僕が奇妙さんを知ったのは福岡でカレーを食べていた時のことでした。その店はカレーを手で食べると100円引きになるという店で、“おっぱいカレー”とか言う、こんもりと盛ったご飯の上に梅干しが乗っているカレーがありまして。それを手で食べていたら、目の前に奇妙さんがタキシード着てサングラスかけた、リトル・スティーヴィー的な写真のフライヤーが積んであって。「大根!人参!ロックンロール!でおなじみの」とか書いてあって、これは何なんだ?と(笑)。

ああ、最後まで読んでも何にも身になることが書かれていないというプロフィールですね(笑)。

—それで興味が湧いていろいろ調べ始めて。ちょうど名古屋で用事のあったタイミングに、クアトロのライブを拝見したんです。そう言えばこの前もどこかのライブの時に、「ウィキペディアがない」みたいな話になっていましたけど、何でないんですかね?

やっぱりそこまで人気無いから(笑)

—でもそれこそ“歌謡ナイト”(※)で、奇妙さんの曲をかけると、特に50代、60代の方の食いつきがいい。あと、大モノの経営者の知り合いの中で好きな人が増えていて。ディナーショーとかやったほうがいいのかもしれない。

そうか、すっごく単価が高いやつ!(笑)。

—さきほどうちのラボにあるアナログレコードをご覧になっていた時、「お好きなものをかけて下さい」と言ったら、ストーンズの『Let It Bleed』を選ばれていましたね。ストーンズも聴かれていましたか?

そうですね。僕は音楽マニアとかでは全くなくて、どの曲も割と普通の人が知っているくらいは聞いていたかな、という程度です。あとはリトル・リチャードがずっと好きだった程度で。

—そこからどうして歌おうと?

大阪に住んでいた中学生くらいの頃に、友達とカラオケに行ったら歌を褒められて。それはコンテナを改造した、多分その前はスナックだったようなカラオケボックスだったんですけど。それで決めたっていうわけでもないんですけど、何かそんな感じで。

—ちなみに誰の歌を歌われていたんですか?

CHAGE & ASKAさん、長渕(剛)さん。ハマショーさん(浜田省吾)とか。一番好きなのは浜省さんかな。

—ああ、『LISENCE』とか最高ですよね。

いいアルバムですよね。空港のくだりとか泣けますね。『とんぼ』(※長渕剛主演のドラマ)観て泣きましたからね。お母さん、なに泣いとんのアホちゃうか?って感じで僕の顔を見てたな。

—何なんでしょうね。あの頃って、ああいう中二病を引きずったような話を素直に受け入れて盛り上がってしまうようなおおらかさがありましたよね。『あぶない刑事』なんかも同じで。他に熱中していたものはありましたか?

テレビのバラエティ番組がすごかった時代に子供やったんで、ドリフとか『天才たけしの元気が出るテレビ』があって、その後にダウンタウンが出てきて。20歳くらいまで一日中テレビばかり観て暮らしていました。

—奇妙さんはソロの弾き語りをはじめ、いくつかのバンドで活動されていますが、僕は“天才バンド”もすごく好きです。「恋のマジック」(※アルバム『アインとシュタイン』に収録)という曲に救われた感じがあって。というのも、初めて聴いた時、ちょうど自分の中で恋愛観がオチていた時で、本当にあの曲のような気持ちだったんです。ふざけんな、もう過去とか全部なくなれ、みたいな。

ありがとうございます。

—あの曲を奇妙さんが歌うのをライブで聴いてグッときました。そのあと「ダンスホール」(※オリジナルは尾崎豊)を歌われて、それもまたグッときたんですけど。「ダンスホール」はカバーですが、やっぱりお好きですか?

好きです。

カバーを歌う際の選曲は、何か明確な判断基準があるんですか?

歌ってみたいな、とか、そのくらいです。そんなにすごく考えているわけでもないし、いつのまにか歌うのを止めてしまう時もありますね。

「ダンスホール」はいい曲で僕も大好きな曲なんですが、あの頃のSONYでありEPICのアレンジだなあという感じがします。奇妙さんのバージョンの方が、ダンスホール感を感じさせてくれます。

ハマショーもそうですけど、サービスが行き届いている感じの音で、お金もすごくかかっていて。あと、あの頃の、アメリカのハードロックが流行っていた時の、全然売れてない人のアルバム聴くのとかめっちゃ面白くて。ボン・ジョヴィっぽいけど、なんか迂闊なところがあって楽しいんですよ。

ちなみにそういうのはどうやって見つけるんですか?

誰かが持ってきてくれたりするんですけど。なんやったかな。ジャケットで買ってみるみたいな。だいたい100円とかで買えるCDばかり。

「赤いスイートピー」(オリジナルは松田聖子)はなぜカバーを?

もう二十年くらい前だと思うんですが、スペースシャワーか何かでトータス松本さんがアカペラで歌っているのを観て、むちゃくちゃカッコいいなと思ったのがきっかけで。

カバーというワンクッションがあった上で素直に受け取られたんですね。あのカバーではボーカルのメロディをご自身なりにアレンジされていますよね。あれを観て、どちらかというと歌詞の中の主人公だったり、曲の情景みたいなものを“演じて”いらっしゃる感じなのかなと思いました。

一番好意的な言い方をしていただくとそういうことになるのかな(笑)。最初はちゃんとオリジナルに歌っているんですけど、だんだんとそうなってきて。より楽しもうとするとそうなる傾向があります。聞いている人をびっくりさせよう、みたいな意識はないんですが、最近はしゃべっているような感じもあって。より伝わるようにというか、聴いていてどれが一番楽しめるか、楽しんでもらえるかを確かめながらやっている感じはあるかもしれません。

生前、阿久悠さんが晩年の頃のインタビューで「歌を演じる歌手がいなくなった」と語っていたのを思い出します。そういう歌には色気があると。

昔の歌って、自分のことを歌っている感じがあんまりないから、そこがまた好きというのはありますね。

沖野修也さんは、奇妙さんの「赤いスイートピー」をどこかで聴いて「こんなにいい曲だったのか」と思ったそうですよ。

本当ですか。ありがとうございます。

歌が上手い人のカバーって、新しい曲の解釈や再認識という意味では分かるんですが、どこかオリジナルを超えられない何かが常につきまとっている気がして。ほら、大抵みんな言うじゃないですか。「やっぱり本物の方がいい」と。でも奇妙さんのカバーは、そういうのとはちょっと別物というか、僕的にはオリジナルを超えちゃっている部分もあって。たとえば松田聖子さんが年末の紅白で「赤いスイートピー」を歌ったのを聴いたんですが、僕にはちょっとタメがキツ過ぎた。

松田聖子さんが80年代にテレビに出ていた映像、やっぱり凄過ぎてゾッとしますね。何かもうアイドルとかじゃない感じ。強烈。でも、もしいまそこのエレベーターが開いて突然いまの聖子ちゃんが出てきて歌ったら、もう凄過ぎて、僕ら泣いちゃう気がするんですよ。

ああ、なるほど(笑)。

で、「この五分くらいの話、すみませんでした!」って謝っちゃう気がします(笑)。

※歌謡ナイト……Ginza Music Barで毎月第一火曜日に催されるパーティー。

 

〜面白そうな場は覗きたい。好きな人には会いたくない〜

L1001000奇妙様A

僕は奇妙さんの活動のスタイルを見ていて、いまの現代にすごく合っている感じがするんです。むりやりレコードを出すために音楽を作るとかでもなく、自分たちが本当にいいと思っていることや好きなことを、やりたい相手とパフォーマンスする。そして、それを認めてくれる人たちと共有する。それって案外、いまの経済的に成長した日本の中で、失われたものなのかもしれないなと。

そんな。どうなんですかね。

僕はいまコーヒー屋をやっていますが、コーヒーを売るためのことだけを考えるのがあんまり好きじゃないんです。たとえば喫茶店をやると、お客さんがやれ灰皿早く持ってこいとか笑顔がないとか言われて、そうかと思うと、トイレットペーパーが切れた、釣銭が足りないとか、コーヒーと全然関係ないことばかりにみんながピリピリしちゃう。それで従業員同士がケンカしたりセクハラが始まったりして、その度に社長の教育がなってないみたいなこと言われる(笑)。僕としては、まあコーヒー界の奇妙礼太郎になりたいというわけでもないんですが、勝手な共感がありまして。

ああ、ありがとうございます。

コーヒーを通してどういう表現をしなければならないかと考えると、重要なのはコーヒーのことではない。もっと違うものからいろいろな影響を受けなければならないんじゃないかと。

たしかに面白そうなところはわざわざ見に行ったりしますからね。何にせよ、気になりますからね。

そういうことでいうと、一緒にやってみたい人とか会ってみたい人って誰かいらっしゃいますか?

僕はないです。好きな人ほど絶対会いたくない。(甲本)ヒロトさんとか北野武さんとか、絶対に嫌ですね。「さっきまでいたよ?」とか言われたら「うおーっ!」ってなりますけど(笑)。

ご自身のインディペンデントな感じの活動トーンとうのは、ご自身で意識的にコントロールされている感じなんでしょうか?

別にそんなことはないですよ。メジャーになれるものならなりたいもんですよ。

本当ですか?

知られていない場所がいっぱいある方が楽しそうだからここまでにしておこう、みたいなブレーキは全くないですね。

でも人にペースを握られるよりは自分のペースでやりたい?

そこはそうですね。自分自身、バンドマンやなって感じがもう長いですし、35歳くらいまでほとんど仕事なんてなかったような身でしたから、別に何かを失ったり変わったりするわけでもなかったし。

ご自身でオリジナルの曲も書かれますね。

そもそも書くのは苦手なんですけどね。どこかにありそうな曲を想像して書いていることが多いかな。こういうシャンソンとかありそうやな、とか。そういう感じで。

書くのに悩まれないって話をインタビュー記事で読んだんですが。

それはちょっとカッコつけてたんだと思う(笑)。自分としてはオリジナルでもカバーでも、いい歌なら何でもいいんです。誰かいい曲を書いてくれへんかなと思っているくらいで。自分の分からない自分のことって、いっぱいありますからね。外側から見てもらった方がいいのかもしれないなって。

それこそ他のインタビューで話されていましたが、たとえば松本隆・筒美京平両氏のコンビが書いてくれるとか?

その前に会ったらどつかれそう(笑)。勝手にカバーして、泥棒みたいなもんやからね。でも、その時代の人って、別に当時「昭和っぽいことをしよう」とは思っていないはずですよね。その時の最先端だったものが、後から「昭和っぽい」と言われるだけで。

そうですね。そういうことを本気でやってみたいなと思うこともあったしますか?

ありますね。時々、「自分で全部の曲を書いてないやん」って、言われたりする時もあるんですが、アイドルの人は誰も書いてへんしなぁと思うし。まあ僕はアイドルではないけれど(笑)。

でもいまの話って、コーヒーに似ているかもしれない。僕は焼いたコーヒーを売るまでが仕事なんですが、それ以降の喫茶店で淹れる人とかは、ある意味歌い手さんと一緒ですよね。お客さんの前で出す人だし。たとえば曲を作ったお父さんが、家で息子たちに弾き語りして聴かせたら、それはコーヒーを家に持って帰って子供たちに淹れるのと一緒だと思う。要は、作った方は自分の領域から先の責任は持てない。

なるほど。お客さんの顔、見たいですよ。ひと頃はTwitterすごい見たりして。もう見なくなったけど。

ステージではMCも比較的よくされますよね。「SWEET MEMORIES」の前のちょっとしたフリとかも絶妙で、心を引っ張られます。

それは憂歌団の木村(充揮)さんと一緒にライブさせてもらった影響です。お客さんが思っているところよりも前のめりに入ったり、お客さんの機嫌を全く取らない(笑)。でもお客さん、めちゃくちゃ喜んでいて。意地悪っちゃあ意地悪なんですけどね。木村さんの頭のキレ具合ってめちゃくちゃ最高ですもん。

奇妙さんのライブに行く人って、ちょっと感度が高い人達なのかなと思った理由がありまして。名古屋で“奇妙礼太郎トラベルスイング楽団”のライブに足を運んだ時、開演前って会場の中が結構暗いのに、文庫本を読んでいる人たちが大勢いたんですよ。酒飲んで暴れている人なんて全くいなかった。

若い人、最近はみんなあまりお酒飲まないって言いますもんね。でも酔っ払いばかりの時もたまにあるんですよ。洋服屋さん主催の地方のイベントで、オールナイトで朝までやったりとかすると、その街で普段から遊んでいる人達が客席の半分くらいを占めたりしてね。それもまた楽しいんですけどね。何せすぐに場が盛り上がるので(笑)。

 

〜自分が楽しむ。お客さんが楽しむ。どっちも両立できるはず〜

L1000993奇妙様B

 

“奇妙礼太郎とトラベルスイング楽団”は先ごろラストツアーを終えて解散したばかりですね。すごくいいツアーでしたが、メンバーの皆さんとはどういう経緯で合流したのですか?

最初はベースの安田君から、イベンドの企画バンドをするからちょっと歌ってくれへんかということで、いいよと。それがきっかけで。それで、スタジオに行ったら、Guns & Rosesのコピーバンドをすることになっていて。

(爆笑)。

まあ一応は歌ってみたものの、やっぱりアクセル・ローズみたいには歌われへん。で、どうしよう?ってなって、加山雄三に変えることになって。

ガンズからの加山雄三(笑)。

そのスタジオにはトランペットのサントウさんも居て、だったらちょっと他の感じもやってみようかと。なんとなくそんな感じで始まりました。メンバーは仕事の事情とかで入れ替わりもあって。あとはライブが終わってから酔っ払ってうろうろしてたら「入れて下さい」って来た人がそのまま入ったり。トロンボーンの女の子ですね。

どうして解散するんですか?

みんな関西に住んでいるんですが、それぞれ仕事が忙しいんで、ちょっと続けるのが難しくなって。じゃあ一回終わりますか、という感じで。

この前のライブもすごく良かったし、もったいないですよね。でも悲しいという空気は全くありませんでしたね。

全くないですね。まあみんな生きているし(笑)。たとえば“アニメーションズ”というバンドは、やめてはいないけど、もうやっているわけでもないという感じで。アルバムを作ったりする予定も気持ちもなくて、たまに友達のイベントに30分くらいライブをするためにあるような感じで。

ちなみに“ワンダフルボーイズ with 奇妙礼太郎”と天才バンドはどういう分け方ですか?

天才バンドは基本的にSundayカミデ君とテシマコージ君と僕の三人だけでまかなうもので、ワンダフルボーイズ(※Sundayカミデはこちらにも所属)はしっかりしたバンドで、そこに僕はお客さん(=客演としていくという感じですね。トラベルスイング楽団は、自分の中でちょっと中途半端な位置に思えてきちゃって。

それもあって一度やめようと?

そうですね。いろんなことをやっていると、「この人は結局何がしたいんやろ?」みたく、観ている人の印象もブレてしまうかなと。絵を描いたり本を書けたりするのはいいんですけど、バンドが幾つもあるというのはどうなんだろうかと。

もうちょっと奇妙礼太郎の見え方というか、フォーカスを絞ってみようということですか?

そうですね。天才バンドも、自分の音楽という感じとは違って、面白い企画だから出向いている感じで。もうちょっと、自分で自分の何かをしたいなと思って。やっぱり“浜田省吾!”とか“井上陽水!”みたいな、名乗れる感じが好きだから。弾き語りとかは多分ほとんどやめちゃって、E.YAZAWAじゃないですけど、バンドにサポートしてもらって自分の名前で歌う感じをいまは考えています。つまりイメチェンを図っている最中なんですね、僕は。あ、イメチェンって死語か?(笑)。

それってつまり昔からお好きだというリトル・リチャードでありサム・クックの方法論と近いですよね。

名前だけの方が何をやってもいい感じがして。

将来、ラスベガスの自分専用の劇場で歌うとか?

それはヤバいなぁ(笑)。でもトラベルスイング楽団の最初の感じはそういうイメージでした。ボビー・ダーリン(※)の映画を観たのがきっかけで。それを観て明確な絵が描けた。ロックっぽくて、むちゃくちゃかっこいいんですよ。ズラらしいんですけどね(笑)。ケヴィン・スペイシーがこの人の伝記映画(『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば 』2004年)をやっていて、それがまたむちゃくちゃ良くて。

それを聞いてトラベルスイング楽団を聴き直すと、またすごく感じるものがありますね。トラベルスイング楽団にブラックミュージック色が薄いのもうなずけます。トム・ジョーンズはお好きですか?

ああ、好きですね。

エンターテイメント的な考え方がお好きなんですね。ライブを観ていてもお客さんも楽しんでしるし奇妙さんも楽しそうですものね。

好きですね。アニメーションズをやっている頃は、そういう気持ちもなかったんですけど、気持ち良く歌うのも好きだし、お客さんが楽しそうにしているのを見るのも好きみたいです。どっちも両立できることやとは思うんですよ。サッチモ(※ルイ・アームストロングの愛称)なんかが演者としては理想です。ポピュラリティもあって、同時に芸術としてのすごさも成立している感じがして。

声自体が楽器っぽいところは奇妙さんと近いような。

いま何か褒められているっぽいですね(笑)。

ストレートに褒めてますよ!(笑)。カミデさんもインタビューの場で「奇妙くんは歌が上手い」と言っているじゃないですか。だから、カミデさんにしか書けない歌詞があって、奇妙さんにしか歌えない歌がある。自分が持っていないものを相手が持っている。そういう誰かと出会うって、なかなか難しいじゃないですか。天才バンドのライブでお互いに褒めあっている感じって、言葉じゃなくて音楽で互いにリスペクトし合っている感じがして、すごく感動するんです。

言われている方が恥ずかしくなってきた(笑)。でも、ラッキーって、つまりそういうことですもんね。

※ボビー・ダーリン……1936年ニューヨーク生まれの男性シンガー。マルチ・プレイヤーでもあり、作曲家としても活動。 自作曲のロックンロールやジャズ・スタンダード、フォークに至るまで、どんなジャンルの楽曲も自身のスタイルにとりこんだシンガー。 41曲を全米チャートに送り込むという偉業を達成したが、1973年に37歳という若さで生涯を閉じた。

 

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(プロフィール)

奇妙礼太郎……浜田省吾、長渕剛、CHAGE and ASKAなどを聴いて育ち、リトル・リチャードやサム・クックらからも影響を受ける。学生時代は軽音楽部に所属し、二十歳を過ぎた頃よりミュージシャンとしてのキャリアをスタート。“奇妙礼太郎トラベルスイング楽団”や“アニメーションズ”、“天才バンド”のヴォーカル&ギターとしても活動。また弾き語りのソロライヴでは、泥臭くストレートなロックンロールからフォークにカバーソングまでをソウルフルに歌い上げている。4/20には奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のラストツアーから選りすぐりの名演を2時間超え・CD2枚に収めた「LAST TOUR ~THE GREAT ROCK’N ROLL SWING SHOW~」をP-VINEからリリース予定である。

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